過重労働を考える。

昨今、過重労働に関する記事が目につきます。
みなさんは、このニュースをどのように受け止められますか?

私自身は、自分でビジネスをしているので、仕事のペースは調整できますが
かつて、過重労働によるメンタルヘルス不全を起こしたことがあります。
メンタルヘルス不全の注意すべき点は、それが、「目に見えない」ということです。
目に見えないので、この問題は、わかりにくい問題ということを。是非覚えておきましょう。
「過重労働による健康障害防止のための総合対策」の一部より
厚生労働省は、2002年に「過重労働による健康障害防止のための総合対策について」(基発第0212001号)の通達を出しました。長時間労働は疲労の蓄積をもたらし、さらに脳・心臓疾患との関連性が深いことは医学的にも認められていることです。
健康障害を発症する1ヶ月前または6ヶ月に渡り、1ヶ月当たり45時間以内の時間外労働と健康障害との関連性は弱いことが指摘されています。
しかし、45時間を超えて時間外労働が長くなるほど、健康障害発症のリスクが徐々に高まっていくとされています。そして、「発症前1ヶ月に100時間を超える時間外労働、または発症前2ヶ月から6ヶ月(いずれかの月)に80時間を超える時間外労働」をしたことが認められる場合、業務と健康障害発症との関連性が強いと判断されることが示されています。
〇ここがポイント→みなさんの残業時間を把握してみましょう。
業務の関連で、残業せざるを得ない場合などがあると思いますが、その場合でも心理学上の「意識化」が必要です。
「意識化」することで、睡眠時間の確保やその質の改善、バランスのとれた食事の取得などに
気を付けることができます。
ちなみに、バナナは、セロトニンという脳内物質(メンタルヘルス不全を防ぐ物質といわれています)のための3要素の栄養が入っているといわれています。
ただし、血圧の高い人は、カリウムがたくさん含まれていますので、ご注意ください。
この続きは、また次回お伝えさせていただきます。

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